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Uターン声優/ナレーターの思い立ったが吉日!行きあたりばったり日記

まずは基礎を

Posted by 楓* on   0 

声優・ナレーター志望者の方に向けて、少しでもお役に立てばと、しばらくナレーションのコツみたいなものを書いてきました。

ここでひとつお断りしておかなければならないのは、ここに書いているコツは、あくまでナレーションの「基本」だということです。

実際に現場で活躍されている声優さん・ナレーターさんの中には、もっと個性的な読みをされる方もたくさんいらっしゃいます。
基本を無視したかのようなナレーションも多いと感じると思います。
でも、それでも、基礎はしっかり学んでほしいと私は思うのです。

たとえば、画家のピカソ。誰でも知っていますよね。
ピカソの絵は、一見デッサンも狂っていて、無茶苦茶。
でも、これがとても良い味を出していて、見ていて飽きません。素晴らしいです。世間でも高く評価されていますよね。
ここで思い出さなければいけないのは、ピカソは決して絵が下手ではないということです。
むしろ天才的な画力の持ち主です。みなさん当然ご存じですよね。
そう、ピカソは基礎がしっかり出来た上で、自分独自の表現に辿り着いているのです。
絵の下手な人がピカソの真似をしても、当然下手なままです(笑)。
正確なデッサン力、卓越したセンスがあってこそ、どこをどう崩したら良いのか、本能で分かるのだと思います。

ナレーションも同じです。誰か好きな声優さんの真似や、ナレーションの口調を真似ても、基礎ができていなければただの下手な真似で終わってしまいます。
まずはしっかりとした基礎を身につけて、その上で独自の表現に辿り着けばいいのではないでしょうか。

よく「個性」という言葉を耳にしますが、個性って意識して活かそうとしなくても、自然に滲み出てくるものなのでことさら強調しなくても大丈夫ですよ。
抑えても、隠しても、溢れ出てくるもの。それが個性です。
だから、基礎をきっちり学んで、基本のナレーションをマスターしてみましょう。
それでみんなが同じ喋り方になったり、没個性になったりはしません。

人間の顔はみんな同じ条件で作られていますよね。
みんな目がふたつ、鼻がひとつ、口がひとつ。位置関係も決まっています。目が横に並んで顔の真ん中より上。鼻は顔の真ん中。口は鼻の下。大きさだって、それぞれだいたい決まっていて、ほぼ同じようなサイズです。
これだけすべてにおいて同じなのに、みんな同じ顔にはなりません。どの人の顔もみんな違いますよね。
顔を見れば即座に「〇〇さんだ」と認識できるほど、それぞれに特徴や個性があります。
だから心配しなくても大丈夫。ピカソもゴッホも作品のタッチは違うけれど基礎ができているという点では同じなのと同じです(笑)。

少し前に「声を作らないで」とブログに書きましたが、声を作ることは自分の個性を殺してしまうことです。
自分の声は、自分の顔と同じ。作ってしまうと、世界にひとつだけの自分の顔が消えてしまいます。
あなたが誰なのか、誰もあなたを認識できなくなります。
誰が読んでも演じても同じ声、作った声。
それでは、声優もナレーターも誰でもいいってことになっちゃいます。
だったら、あなたじゃなくてもいいわけです。そうでしょう?
声を作っている限り、あなたが「その他大勢」の中から「選ばれる」ことは永遠にないでしょう。ずっと「その他大勢」の中に埋もれたままです。
自分のオリジナルの声で、しっかり基本を押さえながら、練習しましょう。
その上で、溢れ出てくる個性を大事にしてください。

ただし、個性とクセは似ているので要注意です。
これについてはまた後日ブログに書こうと思います。


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楓*

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