大きい方?小さい方?
新型コロナウイルスの大流行で、「ウイルス」という言葉をよく見る・聞くようになりました。
みなさんは、この「ウイルス」という言葉、どのように表記されているか気になりませんか?
私は仕事柄すっごーく気になります。
ウイルスって、「ウイルス」なのか「ウィルス」なのか?
つまり、「イ」は、大きい「イ」なのか、小さい「ィ」なのか?
調べてみると、どうやらカタカナでは「ウイルス」と、大きい「イ」にするのが正しい表記みたいです。
一見、どっちでもいいような気がしますが、声に出す時に厳密に違いを求められる場合があります。
コンピューター関係のナレーション原稿には、よく「ウエブ」という言葉が登場します。
これも、「ウエブ」と書かれていたり、「ウェブ」と書かれていたりします。
そう、「エ」が大きい「エ」だったり小さい「ェ」だったりするんです。
これを、その表記通りに発音するように言われることもあれば、原稿作成者自身が無意識に書いていて、気にしていない場合もあります。
そこで、いつも読む前に、
「これ、ウェ・ブ、って読んだ方がいいですか?それとも、ウ・エ・ブ、と読みましょうか?」
とクライアントさんに確認します。
クライアントさんの好みの読み方に合わせるのですが、たいてい「ウ・エ・ブ」ですね。
聞いていて、大きい「エ」の方が音がはっきりと聞き取りやすいようです。
他にも、注意してみるとこういう微妙な表記ってたくさんあります。
どう読んでもOKな単語もありますが、商品名だと、本当にその通りに読まなくちゃいけません。
大変だったのは「崎〇軒のシウマイ」。
ラジオCMをやらせていただいたことがあります。
自分では「シウマイ」と読んでるつもりなのですが、「シューマイに聞こえる」と言われ、何度も何度も言い直したことがあります(>_<;)。
でも何度チャレンジしても「シューマイに聞こえる」そうで、なかなかOKが出ませんでした~。
その節は大変ご迷惑をおかけしました、崎〇軒さん・・・。